メダカ水槽の観察 2021
メダカを飼っています。
色んな種類をミックスした状態で、小さな水槽と水鉢で自然に残る匹数だけを飼っています。
数年前は4畳半の部屋の中に30センチ水槽を4つおいて、他にも2リットルのペットボトルで卵を孵化させて大変でした。
あるとき「これは何か間違ってる」と気づいて今の状態に落ち着きました。今は上記の通り水槽を減らし、屋外で飼うようにしています。
ですが繁殖シーズンを迎えた今、朝餌をやるときにお腹に卵をいっぱいに抱えたメスが、次の日もまたその次の日も新しい卵を抱えているのを見ます。そして卵から孵ったであろうはずの針子が一向に目につかない。そういう状態を続けると『卵は親メダカに食べられてるんやろなあ』とちょっと悲しくなります。
ここでこらえ切れずにわざわざメダカの卵を採って世代別に育て始めると、数年前の二の舞です。なので我慢しています。
でもね、水換えのために水槽の底をポンプで吸うと、水草に産み付けられずに落ちた卵がバケツの底にちらほら見えるのです。目の当たりにすると捨てられないんですよね。カワイソウデ
そこで、溝に流されてしまう運命の、そのバケツ底に残った卵だけを採って、じゃまにならない程度の小さなプラカップに入れておいておくことにしました。共食いされない大きさになるまでだけ飼って、水槽に戻そうと言う魂胆です。これくらいなら再度水槽を引っ張り出そうという気を起こさずに済みそうですから。
話変わって、私はカービングナイフを研ぐときに半分以上趣味で刃先を観察します。そのためにスコープを持っています。一番最近買ったものは倍率はそれほど大きくはないのですが、立体物を観察するのにピントが合わせやすいものです。なのでこれで卵や水の中を見てみようと思い付きましたよ。
いままでは水槽の外側からiPhoneで動画に撮ったりしていましたが、卵の観察はそれとは違って面白い。ずっと以前にiPhoneで撮った動画を自分のYoutubeチャンネルに載っけたら、「タニシ」と思ってたのが実はそうではなくて(多分サカマキガイというやつのようです)コメントに
「タニシじゃない」
と何回も書き込んでくる人がいて、面白いからそのままにしています。その時よりももっと面白い物が撮れているのでブログのネタにして載っけてやろうと思いました。
まずは水草の切れ端に絡みついていた卵。白く濁っていないので生きている(受精済み)と思って採りました。
見てみると孵化の前に目玉が2つ!という状態ではないのですが、昔理科で習ったような細胞分裂してる?的な状態に。でもこれは分裂している細胞ではなくて卵の中でメダカが育つための栄養分だとgoogle先生に教えてもらいました。鶏卵で言うところの黄身でしょうかね。
その他にも知らない間にプラケースの下に沈んでいた目ン玉卵も発見。これこそ孵化寸前のやつです。
ミジンコみたいなのやミズミミズ?なども暴れています。そういえば今年の春先に水を完全に変えたときは小さな水鉢にヤゴが4匹もいましたねえ。
ちょっとこれから観察していこうと思います。
上記写真を切り取った元になる動画(1分くらいの短いもの)はこちらです。
ブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。